2002-11-26 第155回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
ただ、我が国が科学技術立国を目指すに当たって重要なことは、単に理工系出身者が閣内にいるか否かが問題ではないと、こういうふうに思っておりまして、理工系出身者、文科系出身者という区分を超えて、やっぱりイノベーション、これに対する深い認識と、それを社会の中で付加価値として具体化していく積極性を併せ持った人材を、閣僚を含め、そして各界に充実させていくということが私は重要だと思っておりますけれども、しかし、そういう
ただ、我が国が科学技術立国を目指すに当たって重要なことは、単に理工系出身者が閣内にいるか否かが問題ではないと、こういうふうに思っておりまして、理工系出身者、文科系出身者という区分を超えて、やっぱりイノベーション、これに対する深い認識と、それを社会の中で付加価値として具体化していく積極性を併せ持った人材を、閣僚を含め、そして各界に充実させていくということが私は重要だと思っておりますけれども、しかし、そういう
主な社会的ステータスのある地位は文科系出身者にすべて占められてしまう。勉強して努力して、一生懸命国際競争力の激しいところで頑張って、最終的には地位をすべて文科系出身者に奪われて、報酬も少ない。非常に哀れなものなんですけれども、そういう技術者の社会的ステータス、能力を社会で認知させる、そのために技術士制度が科学技術庁の所管で昭和三十二年に生まれたのだと私は認識をしております。